第9回校内空手演武大会(中学)を開催 ―必修化12年、目標級取得率90%余―

2020.02.26

第9回校内空手演武大会(中学)を開催 ―必修化12年、目標級取得率90%余―

2020年2月21日、沖縄県立武道館で、第9回校内空手演武大会(中学)が開催されました。大会は、流派別代表戦形の部(上地流、剛柔流、小林流、松林流)、団体戦形の部(基本・普及型I、普及型II、四流派の形)、個人戦形の部(男子の部、女子の部、カテゴリーAの部)の3つのカテゴリーで行われました。観覧席には、多くの来賓、保護者が訪れ、生徒たちの熱演を見守りました。

本校の名城政次郎理事長は、生徒に向け、「皆さんの真剣さ、いい加減な生徒が一人もいないことが伝わりました。今年も素晴らしい演武を披露してくれて感謝しています」と述べました。

 

個人戦女子の部で3位に入賞した中学1年生の加屋本暖さんは、「初めて参加して、1位は取れなかったですけど、自分の力を出し切れて満足しています。(沖尚が沖縄空手を必修授業化していることについて)、(入学以前は)空手を体験したことはなかったですけど、沖縄文化を体験できる素晴らしい取り組みだと思います」と語りました。

 

大会の審査を務めた沖縄県空手道連盟会長平良慶孝先生は、「生徒が練習を本当に頑張っているのが表れていました。ここまでできるとは思いませんでした。大したものだと思います」と生徒たちを激励しました。

 

観覧した保護者の高良まゆ子さんは「(演武大会観戦に)初めて参加しましたが、ちゃんとみんなそろって格好良かったです。今回の大会を通して沖尚の空手の取り組みについて把握できました」と語りました。

 

文武両道のグローバル教養人づくりの一環として、本校が沖縄空手を必修化して12年、2018年度の中学1年生の5級以上の取得割合は99.3パーセント、2年生の3級以上の取得割合は86.0パーセント、3年生の2級以上の取得割合は87.7パーセントです。

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