学校法人尚学学園は学校法人盈進学園と教育協定を締結しました。調印式は平成21年11月27日、広島県福山市の盈進中高等学校「百年館」で行われました。協定書には盈進学園の鎌刈拓也理事長、尚学学園の名城政一郎副理事長が署名・調印しました。両学園はこれまでに、教職員の相互訪問、「中高校生平和サミット(07in沖縄、08inHIROSHIMA、09in愛媛)」などの協同プロジェクトの開催、盈進中学校の沖縄修学旅行の際の生徒交流、尚学学園が主催する沖縄ESLキャンプへの盈進中学からの協同参加、など様々な交流を続けてきました。今回の教育協定の締結によって両学園の交流がさらに深まることになります。
本学園は、これまでに米国、台湾、オーストラリア、ブラジル、フィンランドなど海外の22の中高校、大学と教育協定を締結してきましたが、国内の中高校と教育協定を締結するのは初めてのケースとなります。




盈進学園は創立105年という大変な歴史と実績のある学園です。教育協定調印式の翌日11月28日には、盈進学園の創立105周年を記念して尚学学園名城政一郎副理事長による教職員対象の記念講演が行われました。名城副理事長は、確固たる教育方針の下、学力と人間力、文化力をバランスよく伸ばしていこうという尚学学園の取り組みについて、自身の米国での教育博士取得の過程における研究成果も交えながら講演しました。講演は盈進学園の教職員にとって新鮮な内容だったようです。多くの教職員が真剣な眼差しでメモをとりながら聞き入っていました。本学園の取り組みから少しでも多くのことを学び、真摯に受け止めようという真剣な姿勢が感じられました。




今回の教育協定の締結は両学園にとって大変意義深いものでした。中高生平和サミットから始まった教育交流は今回の協定締結により、今後さらに発展するものと確信しています。今後は教育協定書にもあるように両学園が「国際社会で範となる平和を愛するたくましい教養人の育成」という共通目標を達成するため、生徒および教師間に相互理解と相互交流を深めることが重要になります。
105年の歴史ある盈進学園との教育協定は、本学園の歴史の土台づくりをする上で、有意義なものであり、盈進学園の教育的取り組みは大変参考になります。そして、広島と沖縄の共通のキーワードである、「戦争」「平和」を考える上でも価値ある第一歩を踏み出しました。
これからは、職員交流・生徒交流をより活発化し、お互いが切磋琢磨し、教育先進校として邁進していけるよう努力したいと思います。