沖縄尚学高等学校創立35周年記念祝賀会を開催

2019.04.16

沖縄尚学高等学校創立35周年記念祝賀会を開催

名城政次郎理事長が、たくましい進学校を目指して「沖縄尚学高校」を発足(1983年・昭和58年)させてから、2018学年度は35周年の節目でした。沖縄尚学高校創立35周年を記念して、去る3月16日(土)記念講演会および記念式典・祝賀会を開催しました。城間幹子那覇市長、新里米吉沖縄県議会議長、吉田晋日本私立中学高等学校連合会会長はじめ、県内外から議員・行政関係者、教育関係者、企業・団体関係者、保護者、卒業生など約500人の方々にご来場いただきました。

本校は、創立以来、中高一貫体制の下、県内・県外・海外の難関大学に多くの卒業生を送り出してきました。また、スポーツ面、文化面でも大きな成果を収めてきました。文字通り「文武両道のたくましい進学校」として、沖縄県の戦後教育史に大きな足跡をしるしてきたとの評価をいただいています。さらに、近年は、「強くて優しい文武両道のグローバル教養人づくり」を目標に、学力の充実に加え、異文化交流、沖縄伝統空手、英検、ボランティアなどに自然に取り組める教育環境を充実させ、バランスの取れた教育を実践していると教育関係者から高く評価され、注目される存在になってきました。

 

記念講演会は第1部に名城政一郎副理事長(中学校長・高校副校長)が「21世紀型教育システムの構築‐グローバル進学校とは」という演題で講演し、本校の教育理念や成果を紹介しました。第2部には名城政次郎理事長(高校校長)が、名城副理事長との対談形式で「怖れず、侮らず、気負わず‐私が歩んできた道」という演題で、戦後間もないころに那覇尚学塾を立ち上げ、その後沖縄を代表する予備校・尚学院へ成長させ、その信用と実績を基に廃校寸前だった前身校を引き継ぎ、文武両道の進学校「沖縄尚学高等学校」へと発展させた歴史を話しました。

記念式典祝賀会では、最初に主催者を代表して名城政次郎理事長がごあいさつを申し上げた後、来賓を代表して城間幹子那覇市長、吉田晋日本私立中学高等学校連合会会長に祝辞をいただきました。また、沖縄尚学高等学校1期生で、同窓会「尚友会」の山城吉道会長から開校当初の思い出も含めたごあいさついただきました。引き続き、本校の発展にご協力いただいた歴代の尚学学園理事、評議員会議長の先生方へ感謝状を贈呈。故人や病床で出席ができない先生方については代理でご家族に贈呈しました。その後、乾杯のご発声を大城浩・元沖縄県教育長にいただき開演となりました。

祝賀会では、会場いっぱいの来場者とともに「グローバル進学校・沖縄尚学」の発展を祝いました。公務出張の帰途、那覇空港から会場へ直行していただいた新里米吉沖縄県議長からもお祝いのごあいさつをいただきました。また国会議員、議会・行政関係者、企業関係者、大学関係者、その他多くの方々から、名城政次郎理事長にお祝いの言葉をいただきました。祝賀会は、吹奏楽部、合唱部の演奏のほか、空手道部によるアトラクション、同窓会「尚友会」が作成した卒業生メッセージDVDの上映など、華やかかつ賑やかなムードにつつまれました。

 

本校は、創立35周年を機に、さらに「グローバル進学校」としての歩みを進め、沖縄・日本・アジア・世界の平和と発展に貢献できる人材育成を進めていくという決意を新たにしました。35周年行事の開催にご協力いただいたPTA関係者、卒業生、その他の皆様に御礼申し上げます。

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