中国浙江省杭州市から教育視察団が来校

2019.05.16

中国浙江省杭州市から教育視察団が来校

5月16日(木)、中国浙江省杭州市から教育視察団(14名)が本校を訪問しました。一行は、杭州市の「浙江省富陽中学教育グループ」の理事長、校長、副校長などの管理職員らにより構成される訪問団。 浙江省富陽中学教育グループは、AP国際過程センター含む1年次から12年次(小・中・高校)の教育を行っています。現在4つの校区、学校7校、11,000余りの学生が在籍しています。今回の訪問は、日本への教育視察研修を計画していた浙江省富陽中学教育グループ訪問団一行を、本校の教育アドバイザー金城文音先生(株式会社チナゲートウェイ代表)が紹介したことにより実現したものでした。

到着後、一行は、名城政一郎副理事長による本校の「グローバル教養人育成」の教育理論と実践報告に関するプレゼンテーションを受け、普遍的な教育目的や、本校の教育的使命、教育目標について勉強されました。その後、沖縄空手や国際バコロレアの授業などを見学し、「平和で秩序あるグローバル社会のルールづくりに貢献できる文武両道のグローバル教養人の育成」という本校が掲げる使命と、それに基づく教育目標が現場で具体的にどのように実践されているかを視察されました。

訪問団の団長・徐松泉理事長は「沖縄尚学での研修は、私たちの学校経営に大きなインスピレーションをいただく機会になりました。中国のグローバル化教育はまだまだこれからです。正しい方向性を模索しなければなりません。沖縄尚学の教育理論と実践は、私たちがその方向性を描いて行くための近道になると思います。私たちも、グローバル教養人を育成していくために頑張りたいと思います。」と感想を語られました。一行にとって大きな共感と学びの機会となったようです。本校のグローバル教育を通して、沖縄と中国浙江省の学校教育関係者同士が、価値観を共有し親鸞会を深めるすばらしい機会になりました。

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