ICU国際基督教大学との高大連携協定 特別授業

2019.07.17

ICU国際基督教大学との高大連携協定 特別授業

 7月16日(火)、国際基督教大学の半田淳子教授(言語教育)をお招きし、特別講義を行っていただきました。1時間目は国際バカロレアの生徒、2時間目は高1・高2生徒を対象としたアクティブラーニング形式の授業で、1時間目は芥川龍之介の『羅生門』、中島敦の『山月記』をテキストに、『羅生門』では短い白髪の老婆とは何者だったのか、『山月記』では李徴はなぜ虎と化した場所から遠く離れた所にいたのかなど、登場人物の姿を立体化して作品世界の奥行を読み取る授業で、生徒たちも文学テキストの奥深さにあらためて感動したものと思います。2時間目は『リベラルアーツと言語教育』というテーマで、講堂に集まった生徒は10名単位の9つのグループに分かれ、先生の質問にも答えながら講義に参加しました。個別言語の成り立ちや言語と世界の関わりなどを豊富な具体例を紹介しながらお話をしていただき、生徒たちは言語教育への関心を深め、また国際基督教大学の魅力もあらためた感じたことと思います。(報告:宮城直人 進路指導主任)

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