第6回校内空手演武大会(高校)を開催 ―必修化14年、茶帯以上取得率8割余

2021.12.22

第6回校内空手演武大会(高校)を開催 ―必修化14年、茶帯以上取得率8割余

2021年12月17日、本校高校体育館で、第6回校内空手演武大会が開催されました。同大会は、例年、沖縄県立武道館で行われてきましたが、コロナ禍の影響で、前年に引き続き高校体育館に変更して、感染防止対策のためにアルコール消毒を徹底し、開催されました。  

保護者ら来賓なしの中で生徒たちは熱演を披露しました。大会は、流派別代表戦形の部(上地流、剛柔流、小林流、松林流)、団体戦形の部(上地流、剛柔流、小林流、松林流)、個人戦形の部(高校からの入学生の部、男子の部、女子の部)の3つのカテゴリーで行われました。

 高校入学生の部個人戦男子の部で優勝した高校1年生の當銘雄人さんは「勝てると思っていなかったので勝ててうれしいです。沖尚のモットーである文武両道を目指して頑張りたいです」と抱負を述べました。

大会の開催中には玉城デ二―知事が本校を表敬訪問しました。玉城知事は「熱気あふれる演武大会に来られて光栄です。生徒のみなさんの力強くスピーディーな動きに感動しました。沖縄尚学による、空手必修化やグローバルに活躍できる人材育成などの取り組みはすばらしいです。生徒のみなさんは日ごろの鍛錬の成果を発揮してほしい」と激励しました。

大会の審査を務めた沖縄県空手道連盟会長平良慶孝先生は、「コロナ禍の中でも、生徒は厳しい鍛錬をし、しっかり頑張っているのが感じ取れました」と語りました。

 

文武両道のグローバル教養人づくりの一環として、本校が沖縄空手を必修化して14年、2020年度の附属中学校からの内進高校3生の黒帯取得割合は84.5パーセント、高校から入学した外進高校3年生の茶帯以上取得率は96.7パーセントです。

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