昨年度の留学生とのオンライン交流会

2020.07.10

昨年度の留学生とのオンライン交流会

 2020年7月4日(土)、本校の国際文化科学コース2年9組の生徒と昨年同クラスに体験留学した生徒たちとのオンラインミーティングが行われました。参加した留学生は、アメリカからアンソニー君(ミネソタ州)、マヤさん(同)、マサキくん(メリーランド州)、シャナさん(フロリダ州)、エドワード君(ミネソタ州=休校中のため自宅のある韓国から参加)、オーストラリアからタシくんの6名でした。

 

 それぞれの国の時差も考慮して日本時間の午前8時50分(沖尚の1校時)に開始したミーティングは、プログラムの準備を沖尚生が、司会進行を担任の新里歩先生が担当しました。沖尚生も留学生もオンラインでのミーティングには慣れている様子で、プログラムは順調に進みました。久々のオンライン再会とあって、最初はお互いに少し緊張したところもありましたが、「休校中に何か新しく始めたことを紹介する」というお題での自己紹介を終えた頃には、すっかり元のクラスメートに戻っていました。

4つグループごとに準備計画されたプログラムは以下の通り。(別添のプログラム参照)

元留学生とのオンライン交流会プログラム

 ①学校生活の様子の動画

 ②与えられた文章を沖尚生がジェスチャーで表現し留学生が答えるジェスチャーゲーム

 ③英語でのなぞなぞ 

 ④昨年留学生と一緒に過ごした時の写真を綴った思い出のアルバム

 コロナウィルスの影響がなければ、今年もう一度沖尚への留学を希望していたアンソニー君は、このオンラインミーティングに参加して「(去年のクラスメートに会えて)本当に懐かしかった、楽しかった」との感想を述べてくれました。また、ミーティング後のアンソニー君の様子を見ていたお母様からは、「アンソニーの心はしばらく沖尚に飛んでいた」とコメントをいただきました。

 2年9組のキム・ギヨン君からでた、ミネソタで起こった警察官による人種差別に関する事件についての質問には、ミネソタ在住の二人の留学生から、現地の高校生の声で現地の様子が語られました。その中で、この問題の深刻さや、抗議活動に高校生が参加していることなども教えてもらいました。質問したキム・ギヨン君からは、この件について、「直接話を聞けたことは本当に有意義だった」という感想が述べられました。

お互いが日本語と英語のバイリンガルということもあり、生徒たちは自然に両方の言語のスイッチを切り替えて使いわけしていました。あっという間に過ぎた70分間。実りある充実したミーティングになりました。

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