沖縄尚学生が「おりがみツリー」の折り紙千八百枚を南部医療センターに寄贈

2019.12.09

沖縄尚学生が「おりがみツリー」の折り紙千八百枚を南部医療センターに寄贈

2019年12月7日、沖縄尚学高校附属中学の体育館で、本校高校生と附属中学生が、病気の子供たちの回復を祈り、「おりがみツリー」の折り紙千八百枚を県立南部医療センター・こども医療センターに寄贈しました。

おりがみツリーは、入院中の子どもやその家族、医師、看護師が作った折り紙1枚ずつをつなぎ合わせ、一つの巨大なクリスマスツリーにしたもので、2012年に若手医師の発案で始まって全国各地に広がりました。今年で8年目。

 本校高校一年五組、附属中学の一、二、三年生の生徒が参加し、「おりがみツリー」を構成する約一万五千枚の折り紙の内、約千八百枚を折りました。

 

おりがみツリーの折り紙を受け取った医師で、本校卒業生の比嘉駿介さんは、「お忙しい中、折り紙を作成してもらってありがとうございます。私は、心臓病など様々な病状を抱えている子供たちに何かできないかということでおりがみツリーの作成に関わりました。自分の母校の生徒と一緒に取り組めて感慨深いです」と語りました。

 折り紙作成に参加した、本校高校一年生の新垣凜さんは、「病気の子供たちの役に立てれば嬉しい」と笑顔で語りました。本校附属中学校一年生の佐久本敦也くんと稲嶺華さんは、「病気の子供たちの心の支えなって、病状が良くなって欲しいです」と述べました。 

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