FC琉球が本校生徒を表彰 ボランティア活動で 

2019.12.13

FC琉球が本校生徒を表彰 ボランティア活動で 

2019年12月12日、FC琉球の三上昴代表取締役社長らが本校を訪れ、同チームの試合でボランティア活働をした生徒13人を表彰し、ボランティア活動証明証を授与しました。

 表彰されたのは、国際文化科学コースの国際バカロレア(IB)2年9組の生徒全員。FC琉球の2019年シーズン・ホームゲームサポートボランティア「シンカスタッフ」募集に、生徒たちは、国際バカロレアプログラムCAS活動の一環として応募しました。CASとは、Creativity, Action, Serviceの略で、IBの修了書を取得するうえで全生徒が修了しなくてはならない課外活動です。「シンカ」とは沖縄方言で「仲間」という意味です。

ボランティア活動では、生徒たちは、FC琉球が今シーズン沖縄で行ったほぼ全部のホーム試合で、受付、チケットの販売、グッズ販売、座席案内などをしました。

 三上社長は「サッカーは選手だけなく、ボランティアなど支えてくれる人々のおかげで成り立っています。特に英語をしゃべれるスタッフがいないため、沖縄尚学の生徒たちのおかげで、外国から来てくれた方々の対応に非常に助かりました。今回ボランティアに高校生が参加したのは初めてで、他の高校生の見本になると思います」と語りました。

 ボランティアに参加した高校二年生の鈴木まりんさんは、「一年間、学校生活で経験できないことをさせていただいたので、この経験をこれからの自分の成長につなげていきたいです」と述べました。同じく二年生の神谷萌花さんは、「知らない人と接しながら問題に直面したりしましたが、一年間のサポートを通して多くの事を学べました」と語りました。

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