台湾の協定校とのオンライン交流会

2020.06.30

台湾の協定校とのオンライン交流会

 2020年6月20日、昨年台湾REPに参加した本校生徒14名が受け入れ先の台湾高雄市にある教育協定校の三民家商高校の生徒15名とオンライン交流会を行いました。当日は三民家商高校のもう一つの交流校である立命館高校の生徒5名も参加しました。

 本校と三民家商高校は2004年に教育協定校の締結を結んで以来、毎年相互に約10名の生徒を派遣し、受け入れる交換プログラムを実施してきています。しかし、新型コロナウィルスの影響で今年7月に実施予定だった沖尚での受け入れが中止になったことを受けて、「オンラインで何らかの交流ができないか」という三民家商高校のLin Yuping先生の提案で実現しました。まず、それぞれの学校でグループ毎に自己紹介を行い、ウォームアップに好きな音楽やYou Tubeの話題から始まり、次にそれぞれの学校や地域でどのように新型コロナの影響を受けたかなどの質問、立命館高校ではまだオンライン授業が続いている状況などをシェアしました。沖尚生の参加者の中には、昨年12月にホストになってくれた三民家商の生徒との久々のオンライン再会が実現した生徒もおり、とても和やかな雰囲気が垣間見られました。参加した3校とも海外とのこのようなオンライン交流会は初めての試みだったとのこと。ネット環境やマイクの調子の不具合などいくつかの問題はありましたが、そのような中で英語というお互いにとっての外国語でのコミュニケーションであったため、伝えることの難しさも痛感する機会になりました。それでも国内外の移動を制限されているという同じ環境に置かれたそれぞれの地域の高校生が、このような形で時間を共有できたことは、大変有意義なことで、今後このようなオンライン交流会を発展させていく第一歩としてもよい経験になりました。

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