2020.07.30
沖尚高校前期空手審査会 「全体のレベルは向上」沖縄県空手道連盟会長
2020年7月28日、沖縄尚学高校体育館で高校生の空手審査会が行われ、高校一年生から三年生まで生徒765人が空手の昇級・昇段審査を受けました。
生徒は週一回、空手の授業を受け、学年ごとに設定している目標級・段達成をめざし、勝負の場である空手審査会に臨んでいます。高校一年生は1級以上(茶帯)、高校二、三年生は初段以上(黒帯)を目標級・段に設定しています。
沖縄空手道連盟の先生方が生徒の演武を審査し、この審査会で取得した級位や段位は、グローバルに通用する資格となります。松林流の平良慶孝先生、剛柔流の島袋章雄先生、幸喜源成先生、高良正剛先生、上地流の新城清秀先生、小林流の上間建先生をはじめ、沖縄県空手道連盟の先生方12人が審査を担当しました。
審査会後、昇段試験を受けた高校1年生の大城春翔さんは「空手の昇段試験は自分の身体、精神を鍛えるのに適していて、沖尚に入学する生徒は熱心に取り組んでほしい」と語りました。
審査を担当した沖縄県空手道連盟会長平良慶考先生は「全体的に生徒たちのレベルは上がっていたと思います。しかしコロナ禍による約3か月の休校期間で練習時間が不足しており、細かい技術を上げる部分に影響したと思います」と述べました。