第5回校内空手演武大会(高校)を開催 ―必修化13年、茶帯以上取得率8割余

2020.12.19

第5回校内空手演武大会(高校)を開催 ―必修化13年、茶帯以上取得率8割余

 2020年12月18日、本校高校体育館で、第5回校内空手演武大会が開催されました。コロナ禍の影響で、沖縄県立武道館で例年行われてきた開催場所は高校体育館に変更し、感染防止対策のためにアルコール消毒を徹底し、予選を分散開催し試合は準決勝戦からおこなわれ、保護者ら来賓なしの中で生徒たちは熱演を披露しました。大会は、流派別代表戦形の部(上地流、剛柔流、小林流、松林流)、団体戦形の部(上地流、剛柔流、小林流、松林流)、個人戦形の部(高校からの入学生の部、男子の部、女子の部)の3つのカテゴリーで行われました。

 高校入学の部個人戦男子の部で優勝した高校1年生の仲宗根一心さんは「小学1年生から剛柔流で空手を習ってきましたが、今回演武大会に初めて参加しました。沖尚の空手必修化は沖縄文化を継承していく良い試みだと思います。勉強に励みながら、空手を楽しみ、卒業後に県外、海外で沖縄の伝統文化の空手を広めていきたいです」と抱負を述べました。

 大会の審査を務めた沖縄県空手道連盟会長平良慶孝先生は、「コロナ禍の中でも、生徒は頑張って、学校側も衛生面に気を使っているのがうかがえました。生徒たちには空手を習った思い出を大切にしつつ、リーダーシップ、礼儀正しさを社会に出た後も発揮してほしいです」と語りました。

 文武両道のグローバル教養人づくりの一環として、本校が沖縄空手を必修化して13年、2019年度の附属中学校からの内進高校3生の黒帯取得割合は83.7パーセント、高校から入学した外進高校3年生の茶帯以上取得率は91.7パーセントです。

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