広島県盈進中・高の首里城復興募金贈呈式が沖縄尚学で開催

2020.02.04

広島県盈進中・高の首里城復興募金贈呈式が沖縄尚学で開催

 2020年2月3日、広島県福山市の盈進中学(学校法人盈進学園)が首里城復興のために募金を行い、その贈呈式が本校高校体育館で行われました。

 盈進中学から本校に寄付金565,000円が渡されました。盈進中学・高校の生徒、保護者、職員が募金した465,000円に学園が寄付した100,000円を合わせたものです。募金は首里城復興支援金として、沖縄県に寄付される予定です。

 盈進中・高は、沖縄尚学の提携校であり、西日本豪雨の災害の際、沖縄尚学でチャリティー募金を行い、教員、生徒、保護者が盈進中学校・盈進高等学校を通じて広島県に寄付した経緯があります。そのこともあり、首里城が炎上した直後から盈進中学校は募金に取り組みました。

 盈進中学の菅龍人校長は、「本校附属中学の二年生が中心になって行った募金活動が中・高に広がり、保護者らも協力するようになった。生徒たちは今回修学旅行で沖縄に訪れるのでぜひとも自分たちで手渡したいとの強い思いがありました。首里城再建の一助になってほしいと思います」と語りました。

 贈呈式で本校に寄付金を手渡した盈進中学二年生の葛原夢依さんは「沖縄の人が心を痛めているということを聞いて何かできないかと思い、中学生が中心となって中学・高校全校に募金を呼びかけました。ほんの少しでも再建の力になれたらうれしいです」と述べました。

 贈呈式の前に開かれた交流会の司会をした本校二年生の津波古ひなのさんは「首里城が燃えたのは沖縄県民として残念で、早く復興してほしいです。盈進中学のみなさんがわざわざ寄付してありがたいです」と語りました。

 交流会、贈呈式には、本校生徒中学二年生268人、盈進中学二年生110人が参加しました。

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