2018.05.18
グローバル化時代の進路選択についての学習会-スポケーンコミュニティカレッジ・アレン博士を迎えて
5月18日(金)、中3~高3の全生徒を対象とした進路学習会「グローバル化時代の進路選択についての学習会 - 米国大学を活用した新しい形の大学進学」を開催しました。本校のグローバル化教育の教育設計を担っている名城政一郎副理事長【博士(教育)】、スポケーン・コミュニティカレッジ(米国ワシントン州)のグローバル教育担当官トゥリナー・アレン博士が講師を担当しました。
少子高齢化とグローバル化が急スピードで進むこれからの日本にあって、沖縄尚学では、社会の教育需要に応えることを目的に、「強くて優しい文武両道のグローバル教養人」の素地づくり、「グローバル中学生」「グローバル高校生」の育成を進めています。すなわち、沖尚生全員に、世界中どこに行っても、どのような場面でも「どうにかする力(自己実現力)」と「信頼される力(社会貢献力)」を育んでいます。
大学進学後も、沖縄尚学での学校生活で自然に培ってきたこれらの資質や経験を、さらにグローバル教養人になるためのプロセスに活かせるよう、名城政一郎副理事長が、進路の選択肢として国内・海外を組み合わせた大学進学の必要性について説明しました。沖縄尚学は、すでに米国の8つの大学(4年制大学4校、2年制大学4校)と高大連携の教育協定を結んでおり、米国大学を利用した新しい大学進学を、他校出身者より圧倒的に選択しやすい環境にいます。
また、トゥリナー・アレン博士は、スポケーン・コミュニティカレッジを例に、コミュニティカレッジの特徴や優位性を説明しました。また、コミュニティカレッジのパートナー大学(4年制大学)および、それ以外の大学への編入が比較的容易で、多くの学生がこのシステムを利用していることについても説明しました。
沖尚生にとっては、自分たちが今後生きていくグローバル社会の中で、自分がどのような人材になるべきか、またそのような人材になるための具体的な方法について学ぶ機会になりました。