沖縄伝統空手の必修化
沖縄尚学では「文化力」の習得のために沖縄伝統空手を必修化しています(週1回50分)。
沖縄古来の武術が中国の武術と融合して誕生したと言われる空手は、現在、世界で1億人以上の愛好家がいるといわれ、東京2020オリンピックでも公式競技として採用されました。
授業では、剛柔流、小林流、上地流、松林流の4つの流派から1つを選択し、毎年昇級・昇段審査にチャレンジします。沖縄県空手道連盟から派遣される一流の指導者の下で、高校卒業までに段位(黒帯)を取得することを目標にしています。
- ※授業では組手は行わず「型」の習得にのみ取り組みます。
- ※原則として中1から高2までは必修授業、高3は選択制です。
昇級・昇段のしくみ
中学1年生と高校から入学した高校1年生は年1回、高2までのその他の学年は年2回、沖縄県空手道連盟の昇級・昇段試験を校内で実施しています。生徒たちは、それぞれの学年ごとの目標、あるいはそれ以上の級・段を目指し、真剣勝負に挑みます。難易度の高い資格試験に全員が挑戦することは、将来の受験や就職などに備えて、自己実現力(=どうにか困難を切り抜ける力)を育む絶好の機会となります。
同連盟から認定された級位・段位は、文字通りグローバルスタンダードとして、世界中のどの大会に出場する際にも認定対象となります。
※同連盟の規定により段位(黒帯以上)を取得できるのは高校生以上となります。
学年ごとの目標と達成状況
高校目標 | 中学目標 | |
---|---|---|
1年 | 1級(茶帯) | 5級 |
2年 | 初段(黒帯) | 3級(茶帯) |
3年 | 初段(黒帯) | 2級(茶帯) |
2023
高校の目標と取得率
黒帯
0%
中高一貫生
茶帯以上
0%
高校からの入学生
- 高1
- 初段197
- 高2
- 弐段159
- 初段87
- 高3
- 弐段126
- 初段50
2023
中学の目標と達成率
5級
0%
中1
3級以上
0%
中2
2級以上
0%
中3
- 中1
- 5級 262
- 4級 16
- 中2
- 5級 6
- 4級 8
- 3級 245
- 2級 15
- 中3
- 5級 4
- 4級 4
- 3級 8
- 2級 111
- 1級 137