Studens's Voice

卒業生の声

私は中学入学から高校卒業までの6年間を尚学舎で過ごしました。親元を離れ、慣れない土地で学び、暮らすことに、最初は不安や寂しさの気持ちがありました。しかし、優しい先輩方、同級生達と寮生活を共にしていく中でその感情はすぐに無くなり、楽しさへと変わりました。特に私が一番感謝しているのは、寮父さんをはじめとした寮の先生方の存在です。寮生活をする中で、他愛の無い話をしたり、悩みを聞いて一緒になって真剣に考えてくれ、僕達がやってはダメな事をしたらしっかりと叱ってくれました。思春期真っ只中の多感な僕達と接するのはとても大変だったと思います。それでもこうやって向き合って貰えたからこそ、僕達も人間として沢山の事を学び、成長出来たと思います。

他にも、寮生活を通して、掃除洗濯の習慣を身につけられる、自分の部屋がある事で思春期に必要な「適度な距離感」を確保しつつ他の寮生と協同して生活を営む力をつけられる、睡眠食事勉強についてもバランスの取れた規則正しい生活を送れる等、寮で過ごす事で得られるメリットは数え切れないと思います。そして何より、寮生活は楽しいです。寮で出来た仲間、仲の良い後輩や先輩方とは大学で離れ離れになっても、会いに行き一緒に遊んだりするくらい今も仲が良く、正に生涯の友と出会わせて頂けたと思います。

これから入学する皆さんが、楽しく学校生活を過ごす1つの選択肢として、寮はとても良い選択だと沖尚を卒業した今改めて思います。